まつ毛パーマとパリジェンヌはどっちがいい？仕上がりの違いや値段・おすすめタイプを解説！

まつ毛の印象は顔全体の雰囲気を大きく左右します。

そんな中、「まつ毛パーマ」や「パリジェンヌラッシュリフト」を検討している方も多いのではないでしょうか。

それぞれの施術には特徴や仕上がりに違いがあるため、自分に合った選び方を知ることが大切です。

この記事では、まつ毛パーマとパリジェンヌの違いや、仕上がり・値段・おすすめタイプについて詳しく解説していきます。

そして、理想の目元を叶えるには、施術だけでなく“まつ毛の土台ケア”もとても大切。

健康で強いまつ毛を育てることで、仕上がりの持ちや美しさにも差が出ます。

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まつ毛パーマとパリジェンヌの基本的な違いとは？

まずは、まつ毛パーマとパリジェンヌの基本的な違いを確認しておきましょう。

まつ毛パーマは全体にカールをかけて丸みを出す施術

「まぶたが重くて目が小さく見える…」
「ビューラーしてもすぐ下がる…」
そんな方にはまつげパーマが人気です✔️
根元からグッと立ち上げて、目の印象が変わります✨

あなたの目元のお悩みに合わせてご提案します🎀https://t.co/0jdWw8tR2K pic.twitter.com/1hHpS2zmuM

— RiboN ｜眉毛サロン｜まつげサロン｜表参道 (@OmotesandoRiboN) November 23, 2025

まつ毛パーマは、まつ毛全体に緩やかなカールをつけて、くるんと丸みのある形に整える施術です。

目元にやさしい印象を与えることができ、ナチュラルな可愛らしさを求める方に人気があります。

カールの角度やデザインを調整できるため、自分の好みに合わせた仕上がりにしやすいのも魅力です。

まつ毛自体が短くても、自然な丸みを演出することが可能です。

パリジェンヌラッシュリフトは根元から立ち上げるリフトアップ施術

結局パリジェンヌラッシュリフトしか勝たん🥺‼️ pic.twitter.com/W4HGTNawNK

— ぷりたや (@de_BILITIS) May 10, 2025

パリジェンヌラッシュリフトは、まつ毛の根元から80度程度の角度で立ち上げて、目元全体をリフトアップさせる施術です。

まつ毛の長さを最大限に活かし、ぱっちりとした印象を与えられるのが特長です。

特に下向きまつ毛やまぶたがかぶさって見えるタイプの方には、目元をくっきり見せる効果が期待できます。

ビューラーを使わずに目を大きく見せたい方に向いています。

使用するロッドや器具の種類に違いがある

まつ毛パーマでは、まつ毛にカールをつけるためのロッド（丸みのある棒）を使用します。

ロッドの太さや形状によってカールの仕上がりが変わるため、細かな調整が可能です。

一方、パリジェンヌラッシュリフトでは平らな形状の特殊なロッドを使い、まつ毛を根元から真っすぐ立ち上げます。

器具の構造自体が異なるため、施術方法や仕上がりに大きな差が生まれます。

施術の工程や所要時間にも差がある

まつ毛パーマの施術時間はおおよそ40〜60分程度で、カールのデザインによって工程が変わります。

パーマ液を塗布するタイミングやロッドの選定もカスタマイズが可能です。

対して、パリジェンヌラッシュリフトは根元を繊細に立ち上げるため、少し時間がかかる傾向があります。

一般的に45〜70分程度の施術時間が必要で、丁寧な前処理やセッティングが仕上がりに直結します。

まつ毛パーマとパリジェンヌはどっちがいい？

「まつ毛パーマ」と「パリジェンヌラッシュリフト」は、どちらもまつ毛を美しく見せる人気の施術です。

しかし、仕上がり・価格・持続力・ダメージの程度がそれぞれ異なります。

どちらが自分に合っているかは、理想の目元やライフスタイルによって変わります。

一言でいうと、「カール派はまつ毛パーマ」「ナチュラル派はパリジェンヌ」です。

ナチュラル派におすすめなのはどっち？

ナチュラルな印象を求めるなら、断然パリジェンヌがおすすめです。

パリジェンヌはカールをつけずに、まつ毛を根元からまっすぐ立ち上げる施術です。

そのため、自まつ毛の長さを最大限に生かせて、上品で洗練された目元になります。

一方のまつ毛パーマは、毛先までくるんと丸みをつけるスタイル。

かわいらしさは出ますが、ナチュラルメイクの人には少し派手に見えることもあります。

仕事や学校でも違和感なく使いたいなら、パリジェンヌの自然なリフト感がぴったりです。

ぱっちり目元にしたいならどっち？

ぱっちり目を強調したいなら、まつ毛パーマのほうが向いています。

まつ毛全体にカールをかけることで、横から見てもくるんとした立体感が出ます。

マスカラを塗るとより目力がアップし、写真映えしやすいのもポイントです。

パリジェンヌは根元のみを上げるので、目の縦幅を広げる効果は高いものの、横から見ると直線的な印象になります。

「自然だけどインパクトが欲しい」という人は、パリジェンヌよりまつ毛パーマのほうが理想に近いでしょう。

コスパを重視するならどっち？

コスパで選ぶなら、まつ毛パーマの勝ちです。

サロンによりますが、まつ毛パーマは3,000〜5,000円程度で受けられるのに対し、パリジェンヌは5,000〜7,000円前後が相場。

技術料の違いやブランド価値によって、料金に差があります。

また、まつ毛パーマのほうが扱うサロンが多く、予約も取りやすいです。

パリジェンヌは施術できるスタッフが限られているため、人気店だと予約待ちになることもあります。

コスパ重視で気軽に通いたいなら、まつ毛パーマが現実的です。

初めてまつ毛施術する人におすすめなのは？

初めて施術する人には、パリジェンヌがおすすめです。

カールが強すぎず、仕上がりが自然なため、「思ってたのと違う」と感じるリスクが少ないからです。

また、ダメージも比較的少なく、まつ毛が弱っている人でも挑戦しやすいです。

一方で、まつ毛パーマはカールの形や角度によって印象が大きく変わります。

仕上がりに差が出やすいのが注意点です。

迷っている初心者には、まずはパリジェンヌから試すのがおすすめです。

リピートするならどっちが良い？

長期的に続けたいなら、パリジェンヌのほうが向いています。

根元だけを立ち上げる構造なので、毛先に負担がかかりにくく、繰り返し施術してもチリつきにくいです。

施術間隔も1.5〜2ヶ月と安定しており、継続しやすいのが魅力です。

まつ毛パーマも人気ですが、毛先へのダメージが重なると毛が乾燥してバラつくことがあります。

定期的に美容液でケアすれば問題ありませんが、ナチュラルに長く続けたい人にはパリジェンヌのほうが安心です。

どちらも魅力的な施術なので、自分の「なりたい目元」を基準に選ぶのが失敗しないポイントです。

まつ毛パーマとパリジェンヌの比較7項目

「まつ毛パーマ」と「パリジェンヌラッシュリフト」は、見た目は似ていても施術内容や仕上がり、価格、持ちなどに明確な違いがあります。

ここでは、7つの観点から両者を徹底的に比較していきます。

仕上がり・デザイン

仕上がりの方向性は、2つの施術の最大の違いです。

まつ毛パーマは毛先まで丸くカールをかけるため、くるんとした可愛らしい印象になります。

横から見たときにもふんわりとカールがかかっており、ガーリーなメイクや愛らしい雰囲気にぴったりです。

一方、パリジェンヌは根元からまっすぐ立ち上げるタイプ。

カールをつけない分、まつ毛の長さをそのまま引き出すことができ、すっきりとした上品な印象になります。

ビューラーで根元だけ上げたようなナチュラルさが魅力で、オフィスやナチュラルメイクにも馴染みやすいです。

持続力

持続力は、両者とも平均して4〜6週間ほどです。

ただし、まつ毛の毛周期やケアの仕方によって個人差があります。

まつ毛パーマはカールが毛先まで入っているため、伸びてくるとカールの向きがバラつきやすい傾向があります。

それに対して、パリジェンヌは根元中心のリフトアップなので、まつ毛が伸びても形が崩れにくく、ナチュラルな状態を長く保てます。

結果的に、同じ施術周期でもパリジェンヌのほうが「長持ちする」と感じる人が多いです。

価格

価格の相場は、まつ毛パーマが3,000〜5,000円前後、パリジェンヌが5,000〜7,000円前後です。

パリジェンヌのほうがやや高めの料金設定になっているのは、専用技術・専用ロッドを使用するからです。

また、パリジェンヌは資格講習を受けたアイリストしか施術できないため、技術料も上乗せされます。

一方で、まつ毛パーマは幅広いサロンで受けられるため、価格の選択肢が多く、コスパ面では優秀です。

ダメージの違い

まつ毛へのダメージを抑えたい人は、パリジェンヌのほうが安心です。

パリジェンヌは根元のみを施術するため、毛先への負担がほとんどありません。

また、使用する薬剤も弱酸性で作られており、ダメージレスに近い仕上がりが可能です。

一方、まつ毛パーマは毛先まで薬剤を使うため、繰り返し施術をすると乾燥やチリつきが起こる場合があります。

ただし、最近はケラチントリートメントと併用できるサロンも増えており、ダメージを抑える工夫も進化しています。

施術時間

施術時間は、まつ毛パーマが約40〜50分、パリジェンヌが約60分が目安です。

パリジェンヌは根元の立ち上げ角度を丁寧に調整する必要があるため、やや時間がかかります。

まつ毛パーマは施術工程がシンプルなので、忙しい人やスキマ時間に受けたい人におすすめです。

一方で、パリジェンヌは手間がかかる分、仕上がりの美しさや均一感に定評があります。

向いている人・おすすめタイプ

まつ毛パーマが向いているのは、「くるんとしたカールで華やかに見せたい人」。

逆に、パリジェンヌが向いているのは、「自まつ毛を活かしてナチュラルに盛りたい人」です。

特に一重や奥二重の人は、まつ毛が下向きになりやすいので、根元からしっかり立ち上がるパリジェンヌが映えます。

丸目やタレ目で可愛らしい印象を作りたいなら、まつ毛パーマのほうが目元のバランスが取りやすいです。

サロンでの扱いやすさ

まつ毛パーマは施術できるサロンが多く、全国どこでも気軽に受けられるのが魅力です。

価格帯も幅広く、初回割引や定期メニューが豊富なので、通いやすい点で優れています。

パリジェンヌは導入サロンが限られており、指名できるスタッフが少ない場合もあります。

ただし、公式認定サロンで受ければ、仕上がりのクオリティと安全性は非常に高く、安定感があります。

総合的に見ると

というように、自分の目的によって選び方が変わります。

どちらも素敵な仕上がりになりますが、「どう見られたいか」を基準にすると失敗しません。

まつ毛パーマとパリジェンヌの良くある5つの質問

ここでは、まつ毛パーマとパリジェンヌに関する疑問にお答えします。

Q1. まつ毛パーマとパリジェンヌは同じもの？

まつ毛パーマとパリジェンヌは、同じまつ毛を上げる施術ですが、方法と仕上がりが全く違います。

まつ毛パーマは「毛先までカールをつける」のに対して、パリジェンヌは「根元をまっすぐ立ち上げる」施術。

そのため、まつ毛パーマは可愛らしいカール感があり、パリジェンヌはナチュラルで上品な印象になります。

見た目の差だけでなく、使うロッドや薬剤の種類も異なります。

カール重視ならまつ毛パーマ、ナチュラルさを求めるならパリジェンヌを選ぶと満足度が高いです。

Q2. パリジェンヌはまつ毛が傷む？

パリジェンヌは、まつ毛へのダメージが少ない施術として人気があります。

その理由は、毛先まで薬剤を塗らないため、乾燥やチリつきが起こりにくいからです。

また、使用する薬剤も弱酸性で、まつ毛のキューティクルを極力保護しながらカールを固定します。

ただし、頻繁に施術を行うと多少のダメージは蓄積します。

自まつ毛美容液で保湿ケアを続けることで、ハリとコシを保ちやすくなります。

Q3. まつ毛パーマとパリジェンヌの持ちはどれくらい？

どちらも平均で4〜6週間ほど持続します。

ただし、まつ毛の伸びる速さや生活習慣によって持ちは変わります。

まつ毛パーマは毛先のカールが伸びるとバラつきが出やすい一方、パリジェンヌは根元中心のリフトアップなので、比較的長く形をキープできます。

施術後は、まつ毛を濡らさないようにしたり、マスカラをこすらないようにすることで、より長持ちします。

まつ毛美容液を併用すると、次回の仕上がりにも良い影響があります。

Q4. 逆さまつ毛の人にはどっちがおすすめ？

逆さまつ毛で悩んでいる人には、パリジェンヌがおすすめです。

根元からまつ毛をしっかりと立ち上げることで、下向きの毛も自然に上がります。

ビューラーでは上がりにくいまつ毛でも、パリジェンヌなら根本からリフトアップでき、目の印象が明るく見えます。

一方で、まつ毛パーマは毛先を丸める施術なので、逆さまつ毛の人だと上向きになりにくい場合があります。

サロンによっては「逆さまつ毛専用カール」もあるため、施術前のカウンセリングで相談すると良いです。

Q5. 自宅でできるまつ毛パーマは安全？

最近は自宅用のまつ毛パーマキットも販売されていますが、基本的にはサロンでの施術をおすすめします。

セルフでは薬剤の塗布量や放置時間の管理が難しく、失敗するとチリつきや毛切れの原因になるからです。

また、まつ毛やまぶたに薬剤が付着すると、炎症を起こすリスクもあります。

安全性と仕上がりの美しさを考えるなら、経験豊富なアイリストに任せるのが最も安心です。

セルフケアをする場合は、まつ毛美容液での保湿を中心に行うのがベターです。

ここまでで、「まつ毛パーマ」と「パリジェンヌ」の違い、向いている人、よくある疑問のすべてが整理できました。

どちらも魅力的な選択肢なので、仕上がりの好みと自分のまつ毛の状態に合わせて選ぶのが一番です。

まとめ｜まつ毛パーマとパリジェンヌはどっちがいい？

まつ毛パーマとパリジェンヌ、どっちがいいかは「なりたい目元」で決まります。

比較項目	まつ毛パーマ	パリジェンヌ
仕上がり	毛先までカールで可愛い印象	根元から立ち上げてナチュラル
持続力	約4〜5週間	約5〜6週間
ダメージ	毛先にやや負担あり	根元中心でダメージ少なめ
価格相場	3,000〜5,000円前後	5,000〜7,000円前後
向いている人	華やかで丸い目元にしたい人	上品で自然な印象を求める人

くるんとした可愛い印象を作りたいならまつ毛パーマ。

ナチュラルで上品な印象を目指すならパリジェンヌが最適です。

どちらも自まつ毛を活かせる魅力的な施術なので、自分のライフスタイルや印象に合わせて選びましょう。

詳しくは【日本まつ毛エクステンション協会】の公式ガイド（まつ毛エクステ・まつ毛パーマの安全な施術について）も参考にしてみてくださいね。